アウェイク

ありえなーい。けど、痛い。

◆制作
原題:AWAKE 2007年 アメリカ

◆キャスト
ダーク・エンジェルのジェシカ・アルバ、
スター・ウォーズのヘイデン・クリステンセン
ロー・アンド・オーダーのテレンス・ハワード
ナインス・ゲートのレナ・オリン。

◆あらすじ
亡き父から会社を受け継ぎ、大きくしてきた若き実業家クレイトン。悩みは恋人との仲を母親に言いだせない事と、心臓移植が必要な体だという事。

友人の医師から心臓移植が出来ると知らされたクレイトンは、恋人との事を母に話し、恋人に求婚する。手術が終わったら何もかもうまくいくと信じて手術室に向かうが。

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観た事のある顔が揃っていて、ちょっと嬉しかったりはしたものの話はありきたり。

お金持ちな若きイケメン、近寄ってくる女性に対する警戒心はないんかい。女性だけじゃなく、彼を利用しようと近づいてくる人達はたくさんいるはずなのに、あっさり騙されるクレイトン。仕事が出来る割には、母親に言いたい事が言えなかったり、簡単に騙されたり子供っぽい印象。

クレイトンを手玉にとる恋人も、もう少し腹黒さが欲しい。否、動機が薄いのかな。あの動機で犯罪に手を染めるなんてな。

仕事上、訴えられる可能性があるなら保険かけてるだろうし、繰り返される仲間のミスなら、仕事仲間を変えるか対策するし、自分のミスなら、やっぱりまずはチェックと対策だろう。彼の為?なら、最後で見捨てるのは変だし。それを言うと、最初からあり得ない感じではあるんだけど。

あの手術シーンなら、幽体離脱の方がまだよかった気がする。