トールマン

神隠しか、悪魔の使いか、死の街に忍び寄る子取り鬼トールマン。設定は好みだし、わりとテーマもしっかりしてる。


◆制作
原題：THE TALL MAN　2012年　アメリカ・カナダ・フランス

◆キャスト
ジェシカ・ビール
ジョデル・フェルランド
ウィリアム・B・デイヴィス
スティーヴン・マクハティ

◆あらすじ
さびれていく炭鉱町コールド・ロックから、次々と子供たちが消えていく。誰が、何のために？子供たちは無事なのか、帰ってくる日が来るのか。

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ホラーだと思ってみてたら、ミステリーなのね。しかも、子をさらっていく鬼は、子供を売ってるとかそういう話なのかと思ってたらそうじゃなかった。トールマン側の体制とかがもうちょっとわかりやすかったらよかったかも。

最後の方で、少し大きいけれど・・と最後の子になった少女のあの戸惑い。いいなー。彼女の場合は自分で選択してるから、あれでいいと思う。それでも、割り切れない気持ちが残る。喜ばしい選択じゃないから。

もっと小さかった子達は、自分で選択してない。あの少女の言うように過去の事は忘れてしまうのだろうか。それとも、表に出さないだけで少女と同じような戸惑いを持つんだろうか。