トップ・オブ・ザ・レイク~消えた少女~

湖周辺の綺麗な景色、その湖に入っていく少女。その映像にちょっと引っ張られた。




◆制作
原題:Top of the Lake 2012年 イギリス オーストラリア ニュージーランド

◆キャスト
ロビン(エリザベス・モス)
GJ(ホリー・ハンター)
マット(ピーター・ミュラン)
タット(デヴィッド・ウェナム)

◆あらすじ
12歳の少女トゥイは湖で入水自殺を図る。彼女は妊娠していた。

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12歳の少女が妊娠するなんて、ただごとじゃない。背後にある事件は想像がつく気がしたけど、どんな風に事件を解決するのかお腹の中の子の父親は誰なのか、が気になって最後まで観た。

あの景色がなかったら、途中でみるのを辞めたかもしれない。それぐらいあの自然は美しかった。が、その他は。少女トゥイを中心に話が進むのかと思ったら、ロビンの話ばかり。

トゥイのお腹の子は、トゥイの父親じゃないか、と匂わせたりするのだけど、あの父親の性格で子供に手を出すわけがない。あの人なら恥だと思うだろう。

12歳で妊娠してしまった少女。落ち着きすぎ、たくましすぎ。大人の女性でも妊娠出産は、命がけ。まして12歳の少女の妊娠出産となれば命の危険は増す。まして経験したことのない事。恐怖心が出てきてもおかしくない。

無知ゆえの怖いもの知らずとしても自分の体が急激に変化しはじめたら、怖いもの知らずではいられないと思うのだけど。

パラダイスに住み着いた女性達は、この話に必要だったのだろうか?あのリーダーは、何がしたいんだろう?トゥイの父親の件は想像した通りで、印象に残ったのは自然だけだったな。