モナリザ・スマイル

ペリカン文書のジュリア・ロバーツ。スパイダーマンのキルスティン・ダンスト。セクレタリーのマギー・ギレンホール。そりゃ、目に入るってと観始め、結局最後まで観てしまった。


◆制作
原題:MONA LISA SMILE 2004年 アメリカ

◆キャスト
ジュリア・ロバーツ
キルスティン・ダンスト
ジュリア・スタイルズ
マギー・ギレンホール
ジニファー・グッドウィン
ドミニク・ウェスト
ジュリエット・スティーヴンソン

◆あらすじ
名門ウェズリー大学に赴任してきた美術教師(ジュリア)は、周囲の保守的な考えに戸惑う。親も大学も、女性は結婚して家庭に入るべきだという考えで解雇をちらつかせて教師にもそういう教育をと望む。

赴任してきたキャサリンは、そんな生徒達に自立する事の大切さを伝えようとする。

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ありきたりといえば、ありきたりな内容だけど 、それだけに大事な事を丁寧に描いた感じで好感はもてた。 一応、青春映画だしね。

結婚して家庭に入るにしても、夢を追いかけるにしても 仕事をするにしてもどれが正解かは、その人の性格や おかれた環境、時期にもよる。正解はひとつじゃないし。

大事なのは、自分で考えて自分で選択する事というのをジュリア演じるキャサリンと、イエール大学に受かったけど 家庭に入る事を決めた生徒との会話の中で描いてる。 あのシーンは好きだな。

結婚して家庭に入って、形だけはきれいに整ったけど 実は不幸っていう生徒(ダンスト)が、自堕落と言われようと自由奔放に見える生徒(マギー)に泣きつくシーンで 自分の女子寮生活を思い出し苦笑。

まったく違ってみえる2人だけど、似てる所があるんだと思う。やりたい事をやってから考える性格。

もうひとつ、すごくドキっとしたシーンが、 彼氏なんて出来ないよと言われてた生徒に彼氏が出来る。この彼氏役の男性の目が、すっごくきれいな青。@@この女生徒の役柄も、ひたむきで可愛かったな。

わりとよく見る女優さんが出てて、女優人豪華な感じがした。