偶然の恋人

邦題、あってない気が。


◆制作
原題:Bounce 2000年 アメリカ

◆キャスト
ベン・アフレック
グウィネス・パルトロウ

◆あらすじ
善意で飛行機のチケットを譲ったらその飛行機が落ちてしまい、死なせてしまった事から彼の遺族を訪ねる。が、チケットを譲った事を話せないまま 未亡人に惹かれていく。

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設定がここまでじゃなくても、好きな人に嫌われたくなくて悩んだり、言ったはいいが、相手も言われて悩んでしまったりというのは実生活でもよく聞く話。今回は設定が設定なので、余計に悩む。その葛藤は 好感がもてた。

一番好きなのは、未亡人の子供と話すシーン。子供は子供なりにいろんな事を考えてて、なかなか話せなかったりしてそんな子供が、「お父さん、何か言ってなかった?」と彼に聞く。

お父さんは君の事話してたよと嘘をつく事も出来るのに何も言わなかったよ、でもこんな事を話してたよと言う。

相手が子供であっても、誠実に向き合う。そういうストーリーがあることで、彼のよさがわかりやすくなってる。

また、この子供が可愛いい。基本的にいい人ばかりが出てくる。チケットを渡した彼の部下役もちょっとおちゃめでいい役だったり。