ショコラ

チョコレートと女性の温かみが魅力的。

ショコラ 

◆制作

原題：Chocolat　2000年　アメリカ・イギリス

◆キャスト

ジュリエット・ビノシュ

ジョニー・デップ
ジュディ・デンチ
キャリー=アン・モス

◆あらすじ

フランスの小さな村に、母娘がチョコレートの店を開いた。村の人達は行かない事にしていたが、少しずつその母娘に心を開いていく。

***

教会に通い真面目に禁欲的に暮らしてきた村の人達。一方、チョコレート店を開いたヴィアンヌは教会に通わず開放的。彼らに心を開いて接する。そんな彼女の温かさに村の人達も少しずつ心を開いていく。

そんな時、川岸にまたもやよそ者（デップ）がやってくる。村の人達はやはり近寄ろうとはしないのだけど、ヴィアンヌは他の人達に対するように、接する。

ある日、こそーりと店に来ていたおばあちゃんの誕生パーティーを開くことになった。彼女は糖尿病で甘いものは命取りだけど、大好き。体にさわると心配するヴィアンヌに、これが最後で後はホームに入るからという最後の願いを聞いてパーティーは開かれる。

よそ者も参加し最後には彼の船でどんちゃん騒ぎになる。母を心配してチョコレートはダメ、あれはだめこれはだめと言っていたおばーちゃんの娘さんは、パーティーに参加せずちょっと寂しそうに船で楽しむ人達を見ていた。

娘さんの気持ちもわからんでもないけど、全部我慢して長生きしても、きっとおばーちゃんは辛いだけやと思う。楽しい事、嬉しい事が生きる希望になる。希望って大事。