ブラックダリア

有名な実在の事件をモチーフにした映画。


◆制作
原題：The Black Dahlia　2006年　アメリカ

◆キャスト
ジョシュ・ハートネット
スカーレット・ヨハンソン
アーロン・エッカート
ヒラリー・スワンク
ミア・カーシュナー

◆あらすじ
腰の部分で切断された女性の惨殺死体。40年代のロサンゼルスで起こった迷宮入りの事件を書いたジェイムズ・エルロイの小説を映画化。

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この手の話って、陰惨さばかりが目立つけど、多分、知りたいのは背景なんだろうと思う。
ブラックダリア事件が有名になったのは、遺体があまりにもむごたらしい状況だったから。
実際の事件は、犯人と思われる人物は、逮捕直前に死亡してるらしいし事件の内容を描いて欲しいとは思わない。

女優を夢見ていてブラックダリアとニックネームで呼ばれていた女性がどうして切り裂かれて捨てられなければならなかったのか。犯人がどういう行動に出て、どういう気持ちで犯行にいたったかを描いて欲しかったんだけど、あれこれ欲張りすぎた気がする。

ボクシングや警察の世界、友情に裏切り、恋愛に出世欲、お金とセックス、盛りだくさんにしてしまいすぎて、焦点ぼけた気がする。これなら、ブラックダリアを持ち出すことは無いような。と思ったのは私だけかな。ちょっとがっかり。