暗号探偵クラブアメリカ殺人旅行#1#2

戦時中、暗号の解読員だったミリーとジーン。同僚がアメリカ側に解いた暗号を渡したくないと握りつぶそうとしたのを、規則だからと仕事から外すことにした。その為に同僚は荒れお酒を飲みに行った先で殺されてしまう。


◆制作
The Bletchley Circle San Francisco 2018年 イギリス、カナダ

◆キャスト
ミリー(レイチェル・スターリング)
ジーン(ジュリー・グレアム)
アイリス(クリスタル・バリント)
ヘイリー(シャネル・ペロソ)
ブライス刑事(ベン・コットン)

◆あらすじ
戦後、アメリカで類似の事件を知った2人は、犯人を捕らえようと海を越えた。戦時中、暗号のやり取りをしていた人(アイリス)を探し出し協力して貰おうとする。アイリスと女性の知り合いヘイリー・ヤーナが加わり、暗号の解読がはじまる。

被害者には共通の特徴があった。手の平に書かれた図形と舌が切断されていること。その特徴を持った殺人事件がサンフランシスコで多発している。次の犯行は止めたい。

だが、彼女達には何の権限もない。警察は耳を貸してくれず、情報を得るにも一苦労。そのうえ、町の発展の為にとアイリスを含む昔からの住人は立ち退きを迫られていた。住民はそれに反対しデモを起こしていた。

暗号から殺害現場と死体の遺棄現場を割り出した彼女達。かけつけてみるとアイリスの息子の友人が殺害されていた。

町の有力者のメイソンがお悔やみにやってくる。だが、町を追い出そうとしているメイソンに腹を立てているアイリスの息子はメイソンを振り払いカメラを壊してしまう。

***

軍人クラブから、ミリーとジーンの同僚が殺された時にイギリスにいた人のリストを手に入れた彼女達は、リストにある人たちを訪ねる事にした。

そのリストにあったロイ・タリスという男性は、戦争から帰って狂暴になりお酒に溺れているとタリスの妻から聞き、彼が犯人ではないかと思う。だが、警察の人はタリスに暗号を作ったり計画的な犯行は出来ないのではないかと言う。そう言われて彼女達の間でも、タリスを犯人とする気持ちが揺らぐ。

一方、息子が壊したカメラを持ってアイリスはメイソン家を訪ねた。謝罪と弁償を申し出るアイリスに、メイソンの妻は親切に応対する。あのリストの中にメイソンの息子のピーターの名もあり、彼女達はそれとなく話を聞こうとする。

そしていよいよ、事件はクライマックスに。メイソン家を訪ねたアイリスを殺そうとするピーター。ピーターの母は息子の異常性に気がついていて、お金をロイに渡して遺体を別の場所へ移動させていた。父はまったく気が付いていなかった。

そしてあの死体の手に書かれてた図形はボーボーラインで口を閉ざせという意味ではなく
ピーターの愛称こぐま座にちなんだものだった。

暗号探偵クラブ女たちの殺人捜査はシーズン1か2をちらっと見た記憶がある。面白そうだと思いつつ、家事の合間でそっちを優先して見逃した。そのうち1も2も観れるといいなー。アメリカ殺人旅行は録画してみてる。

女性が主人公のせいかハラハラして怖い。殺人犯相手にヒールをはいた女性達。勇気ありすぎ。女性たちがそれぞれキャラがはっきりしていて、役割がわかれていてかぶってないのが好き。アメリカ旅行、全8話、後6話楽しみにみようっと。