埋もれる殺意39年目の真実#3#4

全6話。


◆制作
Unforgotten Season 1 2015年 イギリス

◆キャスト
キャシー・スチュアート警部=二コラ・ウォーカー
カーン巡査部長=サンジーブ・バスカー
会計士のエリック=トム・ゴーネイ
エリックの妻=ジェンマ・ジョーンズ
リジー=ルース・シーン
神父ロバート=バーナード・ヒル
サーフィリップ=トレヴァー・イブ

◆あらすじ
3話「崩れる偶像」
キャシーとサニーは、エリックとロバートに聴取する。ロバートはジミーを覚えていたが、詳しくは知らないと言う。しかし、同じく日記にあったジョジョの名前を聞いた途端、動揺する。一方、エリックはジミーとはホステルの食堂で話すうちに親しくなったと語る。またフィリップはかつてフェンウィック家から借金の取り立てを任されていて、ジミーも借金があったことが分かる。

4話「暴かれる女」
警察による捜査が続く中、エリックにケンカによる逮捕歴があることが分かる。サニーはエリックを聴取するが、酒に酔ったうえでのケンカでほとんど覚えていないと主張。また、ジミーの遺体から手首にクギ状の物で刺された痕が見つかる。マフィアたちによる拷問でできた傷かと思われた。そしてついにジョジョという名前の人物が特定できたと連絡が入った。

***

この話はどこへ向かうのか、と思うのは楽しかった。
日記に書かれていた名前の人達を掘り下げていく。

ジミーが消えた時期、彼らは何をしていたのが、今現在彼らはどう暮らしているのか。仕事、交友関係、性格、家族との関係、etc。

当然だが、過去を蒸し返されて気持ちのいい人はいない。若い頃は無分別で馬鹿な事をしがち。なるべくなら話したくない。しかもそれが現在の生活を脅かす可能性があるならなおさら。

キャシー警部たちは、情報を一つずつあたり、時には証拠を時には証言を示しながら、彼らが重い口を開くようにもっていく。当たり前なんだろけど、時には暴言を吐かれたり、それでも腐らずに地道に調査し地道に情報を追っていく過程を見ていると、応援したくなる。

会計士のエリックはどうもすぐにカッとするらしく、妻は怯えている様子。実業家のフィリップは成り上がる為に相当あくどい事をしてきた様子。牧師は大金を使っているけれど、そのお金を何に使っているのかわからず、リジーはジミーと知り合いだった当時、相当荒れていた様子。

この中に犯人はいるのか。そしてその動機は。