アーニー・ジョンソン事件がベースなのだとか。
ウォーレン夫妻は、グラッチェル家の息子、11歳のデヴィットの調査に参加する。
デヴィットに悪魔がついていると判断され、司祭とともに悪魔祓いを行った。
悪魔祓いの最中、デヴィットの苦しむ姿を見ていられなかったデヴィットの姉の恋人アルネ(アーニー)は、つくなら自分につけと言ってしまい、悪魔は青年にとりついてしまった。
デヴィットに悪魔がついていると判断され、司祭とともに悪魔祓いを行った。
悪魔祓いの最中、デヴィットの苦しむ姿を見ていられなかったデヴィットの姉の恋人アルネ(アーニー)は、つくなら自分につけと言ってしまい、悪魔は青年にとりついてしまった。
だが、それを知っているウォーレン夫妻の夫エドは心臓発作を起こし意識がなく、その間に
アーニーは人を殺めてしまう。アーニーを救う為、ウォーレン夫妻達は、彼に悪魔がとりついたのだという事を証明しなくてはならなくなる。
あまりにも死霊館のシスターがよかったので、正直あまり期待してなかった。が、悪くなかった。ストーリーがよかったんかな。
デヴィットが苦しむのを見ていられなかったアーニーの心の優しさ。アーニーを信じている恋人デビーの必死さ、何とかしたいと願うウォーレン夫妻は、悪魔に呪われたのは何故か、どこでなのかと調査をはじめる。調査と同時に夫妻が感じる力も映像化される。その両方からの情報を照らし合わせながら、悪魔の存在を証明しようとする。ホラーというよりサスペンス、ついついその謎に引き込まれていく。
何故、呪われたのか。悪魔の証明なんて出来るのか。アーニーはどうなるのか。
配役もよかった。死霊館で助手役をしていたシャノン・クック、シスターでシスター役をしていたイングリッド・ビス、博物館以外でウォーレン夫妻の娘さんを演じているスターリング・ジェリンズ。見慣れた顔が並ぶとやっぱり見やすい。
配役もよかった。死霊館で助手役をしていたシャノン・クック、シスターでシスター役をしていたイングリッド・ビス、博物館以外でウォーレン夫妻の娘さんを演じているスターリング・ジェリンズ。見慣れた顔が並ぶとやっぱり見やすい。
見慣れた顔ぶれがしっかりと物語を進行させる中、他の配役がまたいい。11歳のデヴィット役のジュリアン・ヒルヤード、黒ぶちメガネの少年。このメガネがいい。元気な少年というより、ちょっと弱そうに見える。そんな子が苦しむのを見ていられないアーニーの気持ちがわかる気がする。
アーニーに殺される大家さん、これがすごーくうざい。被害者なのに彼に同情するより、アーニーを救って欲しいという気持ちの方が強くなる。うざすぎて正解。
今回、黒魔術に詳しい神父という役でジョン・ノーブルまで出ててテンションがあがった。
しかも、ただの情報源で終わらないところがまたよかった。
しかも、ただの情報源で終わらないところがまたよかった。
今回の犯人役というか、を演じたユージニー・ボンデュラント、少し線の細い感じ。そんな細身の女性にひっつめた髪と服装が神経質で狂信的な女性のイメージぴったり。
ラストシーンもよかった。誰かを呪えばそれは身の破滅という物語なのがよかった。人に災いを起こしといて本人には何もないなんて、ちょっとすっきりしないもの。これだけの作品を出してまだ面白いなんてすごすぎる。
