「この子、どこかが変だ。」って、副題で目をひいた映画だったな。
死霊館シリーズのロレイン役のヴェラ・ファーミガ、ホラーに欠かせない女優さんだな。
◆制作
原題:Orphan 2009年 アメリカ
◆キャスト
ケイト・コールマン=ヴェラ・ファーミガ(死霊館)
エスター=イザベル・ファーマン
ジョン・コールマン=ピーター・サースガード(告発の行方)
コールマン夫妻の息子ダニエル・コールマン=ジミー・ベネット
コールマン夫妻の娘マックス・コールマン=アリアーナ・エンジニア
孤児院のシスターシスター・アビゲイル=CCH・パウンダー(NCIS: ニューオーリンズ)
◆あらすじ
3人目の子供を死産したケイトは、孤児院でエスターという名の少女に惹かれ養子に迎える事にした。少し風変わりだけど、とても利発な9歳の少女エスター。彼女の育ての親は火事で亡くなり、生き残ったのはエスターだけ。
そんなエスターを引き取ってから、一家の日常が崩れはじめる。
***
夫は、妻のいう事よりエスターの言い分を信じる方に違和感を感じたみたいだ。私は、母ケイトがエスターが変だという事に気付いて、自分の子供にエスターとうまくやってる?何か変わった事はない?と聞くシーンで、子供達の反応にぴんと来ない事に違和感を感じた。ささいな事なのかもしれないけど。
言い出すと、ちょっとずつ話に無理があるものの、今までに読んだり観たりした記憶がないおちが面白かったか。しかもちょっとぞっとする。何も知らない方が楽しめる映画かもしれない。
エスター役の女優さん(子役とは言いたくない感じ)好きだな。可愛さ、邪悪さ、苦悩、渇望する愛情、嫉妬、こだわり、おもいっきりのよさ、賢さ。複雑な要素が盛りだくさんの役、記憶に焼き付いちゃったな。