アリスン・ブレナン/ザ・プレイ

 確実に近づいてくる、コピーキャットキラーの正体が知りたくて。

ザ・プレイ (元FBIアカデミーシリーズ) (集英社文庫) - アリスン・ブレナン, 安藤 由紀子
ザ・プレイ (元FBIアカデミーシリーズ) (集英社文庫) - アリスン・ブレナン

◆制作
原題:The Prey 2007年 アメリカ 集英社

◆あらすじ
元FBI捜査官、今は人気小説家のローワン。その彼女の小説を、再現した事件を起こすコピーキャットキラーが現れた。確実にローワンに近づいてくる犯人の正体とは。

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3部作だというので、ちょっと期待してたのだけど。

話は嫌いじゃないんだけど、でも、覚める部分が多々あった。
主人公が、美人でスタイルがよくて知性的で元FBIなので、訓練もされてて度胸があって
スーパーウーマンか!と突っ込みたくなる。

一番だめなのが、ベッドシーンの描写。読者サービスなんだろうけど、正直いらん。
そういうのが読みたいなら、官能小説でも読んだ方がはやい気がするし、まだ心理描写の1つとしての恋愛感情ならまだわかるのだけど。

そして、犯人の正体が明らかになるくだり。今更、そんな話がって感じ。
子供の頃に話さないのはわかる。大人になってから、何度も聞かれてるのに話そうとしなかった理由が弱い。

後の2作、よほど読むのがない限り読まないだろうなぁ。