デイ・オブ・ザ・デッド

笑って楽しめたからいいんだけど、菜食主義とか最近のゾンビは可愛いのかな、というか怖がらせようという気は皆無なのかいって感じ。



◆制作
原題:Day of the Dead 2008年 アメリカ

◆キャスト
サラ・クロス伍長(ミーナ・スヴァーリ)
サラザール(ニック・キャノン)
ローズ大尉(ヴィング・レイムス)

◆あらすじ
米・コロラド州。正体不明のウィルス性疾患が蔓延した町は、州兵によって封鎖された。サラ・クロス伍長をリーダーとする調査チームは、病院内で爆発的に増殖したゾンビたちと遭遇する。
サラはこの町の出身で母も弟もいる。母と弟の世話をしながら、この町で何が起きているのかを調査するサラ。

次々と感染し、病院も街の中もゾンビ化した人たちでいっぱいに。サラたちは襲撃をかいくぐり、州外へと決死のサバイバルを試みる。そして廃墟と化した基地にたどり着いた一行が目にしたものは。

***

ゾンビに人間性が少し残ってたとしても、それはそれでありだと思うのだけど、菜食主義で上官の命令に逆らえないゾンビはかなり可愛い。おまけにそのゾンビは、恋心さえ残していたりする。人間より人間らしい気さえしてくる。

軍人のサラの前髪がうっとおしそうで、後ろでお団子にしてるけどそんな髪で前が見えるのかな、銃が撃てるのかなと気になった。
厳しい軍隊生活でお手入れ出来るのかしらと突っ込みそうになる。可愛いんだけどね。軍人らしい女性だと、世の男性方が楽しみがないだろうという配慮なのかしら。

ちょっとわかんなかったのが、知性派ゾンビはどこへ行ったんだろう。コウモリみたいに上から人をさらったりして、食い残しの人間を生きてる人の前にドサッと捨てるほどのサドっぷりを披露しておきながら、その後出番なし。

菜食主義ゾンビと同じぐらい、知性派ゾンビももうちょっと観たかったな。