実験室KR-13

あちこちで見かける俳優さんがわりと出てる。



◆制作
原題:The Killing Room 2009年 アメリカ

◆キャスト
ポール・ブロディ(ニック・キャノン)
クロフォード・ヘインズ(ティモシー・ハットン)
トニー・マッツォーラ(シェー・ウィガム)
ケリー・イザラノ(クレア・デュヴァル)
エミリー・ライリー(クロエ・セヴィニー)
ドクター・フィリップス(ピーター・ストーメア)

◆あらすじ
恐怖のマインドコントロール計画MKウルトラの研究に、被験者として参加した男性3人と女性1人。しかし、研究所の博士に女性が銃で撃たれたことから、実験室は殺人地獄へと化した。タイムリミット付きの質問に正解しなければ殺される。部屋に出口はない。

精神的に落ち詰められ、限界を超えた恐怖は人を狂わせは妄想を生み裏切りがはじまった。
壁には、前の犠牲者と思われる人達が残した、うっすらとした文字。心理実験の裏では巨大な陰謀が。

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被験者として集めておいて、人体実験ならまだしも殺すって設定で少し冷めた。みんなちょっとした実験に協力したら、報酬が貰えるって思ってる。そんな軽い気持ちで参加した人達の中から、実験の目的にそぐう人を探そうってのが違う気がする。気の毒な感じが先に出てしまって勿体ない。

かなりリスクがあるよ。それでもやる?な感じがあって、それでもやろうという人達が生き残ろうと必死になるって設定なら恐怖感も増したかも。ただのスリル好きやどうしてもお金が必要な人が混ざってのことなら、どのキャラに共感できるかってのも出てくるし。

いきなり女性被験者が打たれたり、ぬるぬるして捕まりにくいだろうからと血を体中に塗るシーンは、迫力というかインパクトはあったかな。密室のホラーが好きな人にはいいのかもなー。