シェフ 三ツ星フードトラック始めました

楽しんだもん勝ち。キューバサンドイッチが美味しそう。

シェフ　三ツ星フードトラック始めました

◆制作
原題：Chef　2014年　アメリカ

◆キャスト

カール・キャスパー（ジョン・ファヴロー）

イネス（ソフィア・ベルガラ)

マーティン（ジョン・レグイザモ)

モリー（スカーレット・ヨハンソン)

◆あらすじ

ロサンゼルスの有名レストランで料理長を務めるカールは、自分の料理を酷評する評論家とお店の中で喧嘩してしまう。それがTwitterで拡散してしまう。その事が原因で口うるさいオーナーとも喧嘩になり店を辞めてしまう。

心配する元妻イネスの提案で、息子パーシーを連れて故郷のマイアミを訪れたカールは、そこで食べたキューバサンドイッチの美味しさに驚く。中古のフードトラックを買いサンドイッチの移動販売をすることにした。カールはイネスやパーシー、仲間たちの協力を得て、マイアミからニューオリンズ、ロサンゼルスへと旅を続けながら、本当に大切なものを見つけていく。

***

主人公のカールは、自分が美味しいと思うものを皆に食べて貰いたい。そして笑顔になってもらいたいと思っている。だからこそ評論家とも喧嘩する。自分は料理に情熱を傾けてる。その料理をけなされれば傷つくんだという。そのまっすぐな姿勢が気持ちいい。

同時に息子の思っている気持ちを聞いてあげなかったりする。ところがTwitterでの酷評を仲間から聞いたあたりから、息子に使い方を教わったりしはじめる。目的の為には一生懸命になるカール。仲間はTwitterをあまり見ない方がいいと忠告するが、カールは聞かない。

そんなある日、オーナーとも喧嘩して店をやめる事になる。今まで部下だったシェルがカールの地位につく。そのことにチャンスだぞ。がんばれと言えるカールは好き。そういうカールだからこそ、フードトラックをはじめると聞いた部下の１人が駆けつけてくれる。一緒に仕事がしたいのだという元部下。そして父親と喧嘩しながらも父と一緒にいる事を望む息子に、カールは息子を認め教える事はしっかり教えながら、親子の絆が育っていく。

定番なんだろうけど、気軽に見れるわりに顔が笑顔になっていく。部下がやってきてカールと息子と部下がはじめて作ったキューバサンドイッチが美味しそうで食べてみたーい。そして最後のおち、ありきたりだけど好き。それにこの時の、スカーレット・ヨハンソンが素敵すぎる。