ストレート&パワフルなエッセイ。
男嫌い 石坂 啓
男嫌い 石坂 啓
◆制作
1996年 日本 新潮社
◆内容
1996年 日本 新潮社
◆内容
ある時はすし屋の独善オヤジに疑問を持ち、買い物するたび消費税に憤る。無難なオトコじゃ物足りない。政治だって恋だって風俗だっておかしい事はおかしいと言う、石坂啓さんが本音で語るエッセイ。
この本を読むまで石坂さんを知らなくて、作家さんだと思って読んでいて、最後の方で漫画家さんだって知った。肩書はなんでもいいのだろうけど、テレビでコメントもしていて多才な人なんだろうな。
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かなりさっぱりした気性みたいで、書く事もさっぱりしていて読んでて気持ちよかった。
特に好きなのが「耳かきの話」
耳かきをご商売にされている方の事をテレビで見た事があるけど、それは浴衣を着た若い女性が、ひざまくらでってもので耳かきそのものは、誰がやっても変わらない。やってもらう人からすれば、かなり変わるだろうけど。
でも、この本にのってる耳かきはそういうんじゃない。耳かきの道具そのものが違うみたいで、かなり気持ちよさそう。これにならお金払ってでもしてもらいたいと思った。