スケアリーストーリーズ 怖い本

怖い話の主人公にされる人達。

スケアリーストーリーズ 怖い本 Blu-ray通常版 - ゾーイ・コレッティ, マイケル・ガーザ, ガブリエル・ラッシュ, オースティン・エイブラムズ, オースティン・ザユル, アンドレ・ウーヴレダル
スケアリーストーリーズ 怖い本 

◆制作
原題:Scary Stories to Tell in the Dark 2019年 アメリカ・カナダ

◆キャスト
ステラ・ニコルズ(ゾーイ・マーガレット・コレッティ)
ラモン・モラレス(マイケル・カーザ)
オーガスト・ヒルデブラント(ガブリエル・ラッシュ)
チャック・スタインバーグ(オースティン・ザユル)
ルース・スタインバーグ(ナタリー・ガンツホーン)
トミー・ミルナー(オースティン・エイブラムス)
ロイ・ニコルズ(ディーン・ノリス)

◆あらすじ
ハロウィンの夜、町外れの幽霊屋敷に忍び込んだステラたちは地下室で一冊の本を見つける。ページを開くとそこには噂に聞いた怖い話の数々が綴られていた。

作家志望のステラはこっそり本を持ち帰るが、本の白いページに文字が勝手に浮き出て新しい物語が書かれていく。その物語はいちばん怖いものに襲われる話で、その内容とと同じように仲間がひとりずつ消えていく。

仲間はどこへ消えたのか。

***

ホラー映画にこんな事思うのはあれだけど、可愛かった。主人公ステラ役のゾーイ・マーガレット・コレッティが可愛かった。毛糸の帽子、大きめの眼鏡、ウェーブのかかった栗色の髪。本に文字が浮かぶ上がってくるのも、ファンタジーっぽくて好き。原作が「誰かが墓地にやってくる」という児童文学らしいので、ファンタジーっぽい感じがするんだろうな。

女の子の顔にできものが出来たと思ったらそこから大きな蜘蛛みたいなのが出てきたり、冷蔵庫にあったシチューを男の子が食べたら中から指が出てきたり、大きくて青い顔の化け物とか、ホラーはホラーなのだけどどこか子供の頃の怖い話な感じが、可愛くて好き。

児童文学とはいえ大人が観ても楽しめたのは、1人ずつ仲間が被害にあうので次はどんな物語かなと目が離せない部分とか、主人公ステラと仲間の青春物語的なものや、ステラと父のお互い気にかけてるけど、上手く言葉にならないとことか、人間模様的なものもあるせいかも。何にせよ、全体的に可愛くて好き。