インシディアス

ポルターガイストに似すぎかな。出演してる役者さんは好き。



◆制作
原題:Insidious 2010年 アメリカ

◆キャスト
ダルトンの父ジョシュ・ランバート(パトリック・ウィルソン)
ダルトンの母レナイ・ランバート(ローズ・バーン)
ダルトン・ランバート(タイ・シンプスキン)
霊媒師エリーズ・レイニア(リン・シェイ)
ジョシュの母ロレイン(バーバラ・ハーシー)

あらすじ
新居に引っ越してきたルネと夫のジョシュは3人の子供たち。ところが引越し後におかしな現象が起き始める。屋根裏から不審な音、勝手に配置が変わる物、赤ちゃん用のモニターから聞こえてくる謎の声。小学生の息子ダルトンが梯子から落ちて昏睡状態になってしまう。家族はすぐにこの家から引っ越すが、怪奇現象はなくならない。

ダルトンは医者もお手上げ状態になり、霊媒師や牧師まで呼び出しルネとジョシュはあらゆる手を尽くしてみるが、状況は悪化の途をたどるばかりだった。

ジョシュの母の紹介でやってきたエリーズ・レイニアは、ダルトンは幽体離脱して魂が帰ってこれなくなっているという。

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比べるのもどうかとは思うけど、ポルターガイストの方が面白いし好み。敗因は、あちらの世界を描いたことじゃなかろうか。子供が出てる以上、あまり残酷なシーンには出来なかったのかな。で、出来上がったものはお化け屋敷風だった気がする。

ポルターガイストは、あちらの世界は描かなかった。あちらの世界に行ってる時の子供は声だけ。それが想像をたくましくし助けられない両親のもどかしさが伝わってきた。

ただ、息子ダルトンがあちらの世界にいってしまった経緯はいい。父と子の絆、見守る母の苦しみ、祖母と両親を気遣い必死に助けようとする霊媒師。すべての人が一致団結して助けよう、解決しようとする姿は好き。

役者さんも好き。死霊館のお父さん役パトリック・ウィルソンがこちらでも父役。霊媒師もぴったり。お母さん役のローズ・バーンがわりと印象に残ったのも好き。