メモリー ~殺戮のビジョン~

いつか原作を読んでみたいな

スマイルBEST メモリー ~殺戮のビジョン~

◆制作
原題：Memory　2006年　アメリカ

◆キャスト

デニス・ホッパー

ビリー・ゼイン

トリシア・ヘルファー

◆あらすじ

dr.テイラーは、瀕死で運ばれてきた患者がもっていた粉末に、手袋を破いて触れてしまう。

秘境の部族が古くから儀式の際に使っていたらしい粉末は、先祖の目を通して物事を見るという言い伝えがあった。テイラーは粉末に触れた事で、連続少女殺人事件の被害者達の記憶を見てしまうようになる。彼は事件の調査に乗り出すが。

***

表紙にデニス・ホッパー。ちょっと期待してたのだけど、せっかくの怪優？なのに、そういう使われ方をしていなかった。出番は少ないし、人のいいおじさんで殺されちゃうし。

被害者達の記憶をよせあつめて、犯人にたどり着くという着想はいいんだと思うけれど、前半はテイラーが彼女と付き合う過程を長々やってる感じで、出来の悪い恋愛映画みたいな感じでどうにも不発な感じが。

後半、話は早送りのごとく進みやっと事件の核心にと思ったら、あっさり終わる。なんでやねんｗ

何が描きたかったんだか。感動するとこも泣くとこも笑うとこもなく、突っ込みどころすらなかった。原作があるらしい。ベネット・ダウリンの「夢で殺した少女」小説はわりと評判良さげ。

夢で殺した少女 - ベネット・ダヴリン