ヒルズ・ラン・レッド ― 殺人の記録 ―

それは邪悪で賢く悪魔のように醜いという副題がついてた



◆制作
原題:THE HILLS RUN RED 2009年 アメリカ

◆キャスト
ホラー映画監督志望の学生タイラー(タッド・ヒルゲンブリンク)
タイラーの友人ラロ(アレックス・ウィンダム)
タイラーの恋人セリーナ(ジャネット・モンゴメリー)
コンキャノン監督の娘アレクサ(ソフィー・モンク)
ホラー映画監督ウィルソン・ワイラー・コンキャノン(ウィリアム・サドラー)

◆あらすじ
80年代に作られた想像を絶するほどの血生臭い幻のホラー映画、予告編だけが発見されている。ヒルズ・ラン・レッドに、映画マニアのテイラーはとりつかれていた。映画監督の娘を見つけ出し、彼女の案内で仲間と共に映画が撮られた森へと向かう。そこには架空の人物だったはずのヘビーフェイスが。幻のホラー映画は現実だったのか。

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怖いっていうより、痛い。あいたたと何度も口から出た。グロいのがだめな人は、観ない方がいい映画かもしれないな。女優さんはがんばってた。真っ赤な液体(血のり)に潜り込んだり、遺体から服をはぎとって来たり。

その度に、えらーいって夫と2人して声をあげてた。ベビーフェイスがもっと奇声をあげるのかと思いきや、クールな声でそれが逆に怖さが増した気がする。

ストーリーも、ホラーにしてはよかった。途中までネタをあかさなかったのも、楽しめた原因かもしれない。ベビーフェイスの出生の秘密が、あそこで出るとは思わなかったし。