DVDを買った。
カンフーハッスル (字幕版)
◆制作
原題:功夫 2004年 香港
原題:功夫 2004年 香港
◆キャスト
シン:(チャウ・シンチー)チンピラな主人公だが、来神掌を会得する。
大家:(ユン・ワー)豚小屋砦の大家。太極拳の使い手。
大家の妻:(ユン・チウ)獅咆哮の使い手。
仕立て屋:(チウ・チーリン)洪家鐵線拳の使い手。
人足:(シン・ユー)十二路譚腿の使い手。無口だが、強靭な肉体と脚力の持ち主。
粥麺屋の主人:(ドン・ジーホウ)五郎八卦棍の使い手。
殺し屋火雲邪神:(ブルース・リャン)凶悪な殺し屋で牢獄に閉じ込められていた。崑崙派蛤蟇功の使い手。
斧頭会の組長サム:(チャン・クォックワン)
琴奏者:(ジア・カンシー)古琴波動拳の使い手。斧頭会に馮克安と共に雇われる。盲目。
琴奏者:(フォン・ハクオン)賈康熙の相方で同じく古琴波動拳の使い手。盲目ではない。
◆あらすじ
1930年代の上海、斧頭会という組織が街を牛耳っていた。斧頭会に入る事を夢見ているシンは、豚小屋砦と呼ばれるアパートで悪事を働こうとする。だが、そこにはカンフーの達人が住んでいた。そこに乗り込んできた斧頭会を、三職人が追い払ってしまう。
斧頭会は琴奏者を送り込むが、今度は大家夫婦に追い払われ、伝説の殺し屋の火雲邪神を送り込む。豚小屋砦の大家夫婦は火雲邪神と戦うが、その時シンが。
***
チャウ・シンチーが監督してる映画はわりと好き。その中でもこの映画は特に好き。出てくるキャラが恰好いいのよね。三職人の三人は外見はただのおじさん、仕立て屋さんなんてお姉言葉まで使う。ところが戦いが始まった途端に格好良くなる。形といっていいのか、決まった時の良さはなんともいえない。
大家の夫婦がまたいい。妻がやられそうになると夫が妻を助ける時も、妻の技を最大限引き出すために鐘を拡声器代わりにする時も、何も言わずとも戦いの中での連携がどんぴしゃ。このコンビが凄く好き。
殺し屋の音奏者2人、これがまた格好いい。琴を使って繰り出される攻撃のデザインが好き。この2人の連携も見事。
そして殺し屋火雲邪神、本当にただのおじさんなのよね。それなのに強いと思えちゃう。おじさんの格好良さをこの人も出してくる。そして最後に繰り出してくる技が少し卑怯で、それがまた抜け目のない感じがしていい。
そんな真面目な感じな中に、ちょいちょい挟まれる笑えるシーン、この落差がまた好き。
ブログに記しておこうと思って、見た事のある俳優さんもいるしと検索してみたら、普段が全然違ってて笑った。斧頭会の組長サム役をしてるチャン・クォックワンさんなんて、他の写真を見ると、本当に同一人物?と思うぐらい。