「羊たちの沈黙」に匹敵するサイコ・サスペンスと絶賛!って、どれだけの本に使われてるんだろう。
◆制作
原題:Burning time 2000年 アメリカ 講談社
◆あらすじ
サンディエコの砂漠で、金髪の長い髪と均整のとれたスタイルの女子大生が、焼印を押され無残な姿で発見される。
サンディエコの砂漠で、金髪の長い髪と均整のとれたスタイルの女子大生が、焼印を押され無残な姿で発見される。
同じ頃ニューヨークでは、女優に不気味な脅迫状が届いた。まったく関連がないような2つの事件だが、事件を繋ぐ痕跡を知ったエイプリルは、女優の夫の精神科医と共に犯人を追跡する。
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夫がつまんないと言って投げ出した本。正直、私も主人公に魅力を感じなかった。
主人公はエイプリル・ウー刑事。中国系の女性。思ったことをはっきり言わないタイプ。心で思ってたら、言ってるのと同じって言ったのは誰だっけ。そーいうのを思い出した。
思慮深く言っていい事とそうではない事を使い分けてるならわかるけど、そういうわけでもない。それなら言えばいいのに。めちゃくちゃでもいい。何度でもそうやってるうちに、形になるかもしれないのに。それに時間との戦いというストーリーなのに、スピード感とか切迫感がない。
悪いとこばっかみたいだけれど、本当に悪かったら最後まで読んでないだろうなと思う。ストーリーに救われたんだろうな。もう1冊は読まないだろうな。合わなかったんだろうな。こういう相性もある。残念。