ダークハート猟奇殺人捜査班＃3＃4

6話完結の中の3話と4話。
亡くなった看護師が持っていた大金は何のお金なのか？

悪魔の手 前編

◆制作

Dark Heart　2019年　イギリス

◆キャスト

ウィル・ワグスタッフ警部（トム・ライリー）

ジョシー・チャンセラー巡査（アンジリ・モヒンドラ）

ジュリエット・ワグスタッフ（シャーロット・ライリー）

ジュリエットの婚約者パウロ（エドワード・アクロート）

アニー・ウェッブ巡査（ミシェル・オースティン）

デイブ・プルフォード巡査（コブナ・ホールドブルック=スミス）

◆あらすじ

地下鉄で看護師の女性が亡くなった。監視カメラには、突然苦しみだす彼女の姿が。検視の結果、命の落とす危険な豆が彼女の体内から3粒発見される。

彼女の家の家宅捜索をすると、大金が見つかった。そして、彼女と親交のあった医師もまた豆を摂取して死亡する。

***

お金に困っていたシングルマザーの看護師。生活を楽にするため、必死に働いてたはずだった。お金に困っている事が目を付けられることになるのが哀しい。そこから辿ったら、医師にたどり着く。

その医師もギャンブル依存症で、そこに目を付けられる。医師と看護師が揃ったら何ができるか。それがどうお金に繋がるか。そう考えると答えは出やすい。臓器移植が真っ先に浮かんだ。彼らを操っていたペイン（痛み）は、鮮やかに逃げ切ってしまう。

前回が、復讐と復讐心に負けるか否かだったのが、今回は、お金とお金で買えないものがテーマだった気がする。

相変わらず、刑事ウィルの話が出てくる。一緒にやらずに、それだけで1話にした方がいいと思うのだけど。今回は、姉の恋人を姉に内緒で追いやる。

甥を救うためとはいえ、姉に内緒はまずいだろう。全て姉に話し、彼女に判断してもらう方がいいのに。それでも姉の恋人が甥に暴力をふるうなら、それこそ虐待で逮捕すればいい。
なんだか悪手、後手に回っている感じのウィル。