ドクター・エクソシスト

面白かったー。


◆制作
原題:Incarnate 2016年 アメリカ

◆キャスト
アーロン・エッカート
カリス・ファン・ハウテン
カタリーナ・サンディノ・モレノ
デヴィッド・マズーズ
エムジェイ・アンソニー
マット・ネイブル
カロリーナ・ワイドラ

◆あらすじ
ドクター・セス・エンバーは、悪霊に憑依された人間の潜在意識に入りこみ除霊する、エクソシスト。子供の頃からその能力はあったが、普通の生活を送りたいと能力を封印して生きてきた。

が、妻と息子を悪霊マギーに殺され、エンバー自身も車椅子生活になり復讐を目的に、エクソシストとして生きることに。

そんな中、エンバーの元に11歳の少年キャメロンがマギーに取りつかれていると除霊の依頼があった。

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エクソシストというと、聖水と聖書と十字架と祈りによって除霊するのが定番なのだが、この映画のエクソシストは違う。

薬により意識を低下させ、悪霊にとらわれている人の潜在意識に入りこむ。潜在意識の中で、悪霊にとらわれた人は居心地のいい夢の中にいる。エンバーはそれは現実ではないと話し、その世界から本人が逃げ出すことによって

悪霊は頭の中にいる場所を失う。居場所を失った悪霊は近くにいる人に触れることで憑依する。なので、除霊直後の人に触れてはならない。

少年キャメロンは、父から暴力を受け母と逃げてきた少年。だが、それでも彼は父も母も好きなのだ。

キャメロンの頭の中で、悪霊は優しい父と遊園地で遊ぶ夢を繰り広げる。父はキャメロンに愛している。エンバーのいう事に耳を貸すなという。エンバーは、君の父は愛していると君に言うかな?と問い、キャメロンはエンバーを信じる。

だが、悪霊マギーはエンバーにもキャメロンにも取りつく。エンバーはキャメロンを開放し、自分自身の命と引き換えにマギーを葬ろうとする。

だが・・。

ラストはマギーが生き残るパターンはやめて欲しかったなー。せっかくエンバーが命をかけたのに・・と思ってしまう。しかし、アーロン・エッカートさん、みせてくれたなー。