バウンド

ジーナ・ガーションが見たい。それだけで借りた。マトリックスのアンディ・ウォシャウスキー兄弟初監督なんだそうな。

バウンド [DVD] - ジェニファー・ティリー, ジーナ・ガーション, ジョー・パントリアーノ, リチャード・サラフィアン, アンディ・ウォシャウスキー, ラリー・ウォシャウスキー, ジェニファー・ティリー
バウンド 

◆制作
原題:Bound 1996年 アメリカ

◆キャスト
ジェニファー・ティリー
ジーナ・ガーション

◆あらすじ
たまたまアパートの隣室どうしになり、出会った瞬間恋に落ちた2人の女。ギャングの女ヴァイオレットと、配管やら壁のペンキを塗る仕事をしているコーキー。

が、ギャングのもとに預けられた組織の裏金を共謀して横取りしようと計画し、まんまと盗み出すのだが。

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ジーナ・ガーション。忘れない顔なのよね。綺麗とか色っぽいだけじゃない、蛇みたいな、ちょっと毒のある妖艶さ。ただそれだけで選んだのだけど、選んで正解やったわ。

ギャングのお金を盗むってすごくやばい。拷問したり、命さえかけちゃう人達。当然だけど、警察に助けを求められない。女2人だって、どっちかが裏切るかもしれない。

そういう緊張感と駆け引きがちりばめられてる。別に女同士じゃなくてもよかったんだろうけど女同士だった方が、話はよかったな。

計画はばっちりだったはずだけど、実行段階で予期せぬ手違いが怒ってくる。大金を盗られた。自分の女も盗られたギャングの怒りは怖さ倍増。そんな恐怖の中、冷静に手違いをカバーし自分たちを守るコーキー(ジーナ)は想像以上にクールだった。

ギャングの親玉さんが、ヴァイオレットに今度は俺の女にならないかと言い、それをやんわり断るヴァイオレット。ジーナの相手役のジェニファー・ティリー、負けてなかったな。