リスペットの過去が明らかに。
ミレニアム2 火と戯れる女 完全版 [後編] (字幕版)
◆制作
原題:Flickan som lekte med elden 2009年 スウェーデン・デンマーク・ドイツ
◆キャスト
◆あらすじ
原題:Flickan som lekte med elden 2009年 スウェーデン・デンマーク・ドイツ
◆キャスト
リスベット・サランデル(ノオミ・ラパス)
ミカエル・ブルムクヴィスト(ミカエル・ニクヴィスト)
天才的なハッカーであるリスベットと、ジャーナリストのミカエルが富豪ヴァンゲル家の事件を解決してから1年が過ぎた。その後、リスベットが消息不明になるが、少女売春組織に迫った雑誌の準備を進めていた担当ジャーナリスト夫妻が殺害され、現場からリスベットの痕跡が発見された。
リスペットの近況、新聞社ミレニアムの近況もさりげなく流しつつ、事件の口火が切られてる。
***
リスペットに復讐されたビュルマンが殺され、殺害の凶器にリスペットの指紋が見つかる。少女買春事件でそれを追っていたジャーナリスト夫妻が殺される。それはわかる。だが、何故、ビュルマンやリスペットがからむのか、そのあたりが、リスペットの過去と一緒に徐々に明らかになっていく。
どんどん、話が怖くなっていく。けれど怖いからといってそのままにしておけば、次々に犠牲者は増える。
リスペットがウーを訪ね復讐を誓い、ミカエルはウーからの情報で、リスペットの居場所を突き止める。だが、そこには驚愕の映像が残されていたらしい。
よく出来た話だよなと思う。亡命とかの政治的な話ってあまり興味のない分野なのだけど、いろんな要素がからんでいて、すんなり見れてしまった。この話が面白くて怖いのは、小さい頃から恵まない環境にいたリスペットという女性が、政府もからむ組織犯罪と戦わないといけなくなるってところなんだろうな。確かにリスペットは賢いし警戒心は強いけど、女性1人で組織と戦うなんて勝ち目はない、が、一方でリスペットならやってくれるかもしれないと思う。
小さい頃から恵まれず、自分で選んだとはいえハッカーと言う裏道を行くリスペット。彼女はほとんど人を信用しない。という事は頼れる人はほぼいない。そんな彼女の行く末が気になるのはしょうがない。
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