ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

北欧ミステリーは好き。3部作。


◆制作
原題:Man som hatar kvinnor 2009年 スウェーデン・デンマーク・ドイツ

◆キャスト
リスベット・サランデル(ノオミ・ラパス)
ミカエル・ブルムクヴィスト(ミカエル・ニクヴィスト)
ヘンリック・ヴァンゲル(スヴェン・バーティル・タウベ)
ハンス=エリック・ヴェンネルストレム(ステファン・サウク)

◆あらすじ
40年前、ストックホルムの孤島で忽然と姿を消した少女。その日、島への交通は一時的に遮断されていて、家出とは思えない状況だった。失踪した少女の叔父であり大企業グループ重鎮が捜索を依頼したのは、名誉毀損で有罪判決を受けたジャーナリストのミカエルだった。

ミカエルは幼い頃、少女と面識があった。彼は、背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットの協力を得て、事件の裏に潜む忌まわしい真実を暴き出していく。

***

wowowプラスで再放送されるそうな。最初に観たのは2010年10月。前のブログから転載。

よかったのは主役。ジャーナリストという職業がぴったりな感じ。イケメンでもなくただのおじさんなのだが、長年この仕事をしてきた。そういう感じがぴったりだった。

島に住みついて調査をする事にしたジャーナリストのミカエル。住む家が変わったり環境が変わる事など気にならないぐらい、事件を組み立てなおしはじめる。そのやり方がまた彼らしい感じがする。事件の詳細、全体像、人間関係。あらゆる点から見つめなおそうという感じが出てた。

一方、調査員のドラゴン・タトゥーの女、リスペット。このキャラがすごくいい。いかにも職人肌的な感じ。人付き合いは苦手。説明したりかわしたりするのが下手なので、嫌な事があるとイライラして余計に取っ付きにくくなるタイプだけど、1人で取り組む作業をさせると天才的。好きな事に没頭する感じが出てた。

この後、ノオミ・ラパス出演映画を数作見てるけど、彼女は見てると面白い。好きな女優さんの1人。