サスペリア・テルザ 最後の魔女

サスペリアだし、ストーリーは好きなんだけどな。



◆制作
原題:La Terza madre(The Mother of Tears) 2007年 イタリア、アメリカ

◆キャスト
サラ・マンディ(アジア・アルジェント)
エンゾ・マルキ刑事(クリスティアン・ソリメーノ)
降霊師マルタ・コルッシ(ヴァレリア・カヴァッリ)
ヨハネス神父(ウド・キア)

◆あらすじ
発掘された棺桶と遺品箱、それが全ての始まりだった。千年の時を経て、悪しき3魔女の1人「涙の母」が復活。「涙の母」の呪いは街中を暴力で染めてしまう。涙の母を止められるのか。

***

3魔女、1人目は、1作目のサスペリアに出てくる「ため息の母」2人目は、インフェルノに出てくる「暗黒の母」そして、3人目の「涙の母」
地獄はこの世だっていうのもわかる。ストーリーとしては、嫌いじゃないんだな。

サスペリアは音楽もよかったけど、今回の音楽はイマイチだった。光と影の使い方とかビジュアル面も、悪くはないのかもしれないけれど1作目ほどではなく。

パワーがあった良き魔女のお母さんあっけなくやられたり、終わり方もあっけなくて醒めてしまう。日本人の魔女も笑えるぐらいのやり方でやっつけられるし、ホラー映画なのに
笑っちゃって、緊迫感、半減。

難しいのはわかるけど、サスペリアって名前がつく限りはもうちょっとなんとかして欲しかったな。