好みだったー。
◆制作
日本 2018年
◆キャスト
◆あらすじ
日本 2018年
◆キャスト
松下奈緒
古田新太
津田寛治
今野浩喜
白石隼也
小宮浩信
八木亜希子
一世を風靡した伝説の漫画誌編集者が、中堅出版社の漫画雑誌の復興を依頼され、強い意欲を持って編集長に就任した。しかしその直後にビルの屋上から転落死。遺書も不審な点もないことから、警察は早々に事故として処理をした。編集部員や周囲の人々は、あの人なら殺されても仕方がないと言う。
出版関係専門の調査員の優希と、偶然にも後釜として編集長に就任した醍醐は、再びコンビを組み、伝説の編集長の死の解明に乗り出す。
手がかりは故人が残した作者不明の古い漫画画稿。二人は調査を進め、やがて戦後最大の謎下山事件に辿りつく。下山事件を実にリアルに描写した謎の漫画家の存在、戦後最大の謎の真相、伝説の編集長の死。優希と醍醐が行き着いた驚愕の真実とは。
***
見せ方が上手いなーと思った。松下奈緒さんと古田新太さんは前回からの続投で安心して観れた。周りを固めている俳優さん達も安心できた。
上手いなと思ったのは、階段のシーン。白石隼也さん演じる伊東昇太が階段から突き落とされる。その時犯人の靴の特徴を見ていた。光と影の対比も、靴のかかとという小道具もよかった。下山事件にたどり着く構図の話も、そしてそこから田中泯さん演じる校条啓蔵に繋がっていく過程もよかった。一番好みなのは、校条啓蔵が語る話、確かめようがない昔の事だけにどういう話も作れると語って見せたシーン。
校条と書いてめんじょうと読むなんて知らなかったな。