刑事ヴィスティングー殺人鬼の足跡ー悪がうごめく町#5#6
インパクトありすぎー。
◆制作
原題:Wisting Season 2 2024年 ノルウェー
◆キャスト
刑事、ヴィリアム・ヴィスティング(スヴェーン・ノルディン)
国家犯罪捜査局、スティレル(キッレ・ヘルム)
ヴィスティングの娘の記者、リーネ(テア・グリーン・ルンドバーグ)
リーネの恋人、トミー(マッツ・ショーゴード・ペテルセン)
リーネの恋人、トミー(マッツ・ショーゴード・ペテルセン)
刑事、ハンメル(マッツ・オウスダル)
刑事、ベンジャミン(ラーシュ・バルゲ)
刑事、ベロニカ(エヴリン・ラスムッセン・オサズワ)
刑事、センメルマン(ハルヴァルド・ホルメン)
FBI捜査官、マギー(キャリー=アン・モス)
◆5話 少女の首 あらすじ
早朝の広場でくいに刺さった生首が見つかる。被害者は外国出身の少女だった。児童福祉施設や難民施設をあたるも身元がわからない。発見者の話によりば車の音を聞いた気がするという。ベンジャミンが周辺の防犯カメラをチェックすると、カートバレンという男の車が写っていた。彼は移民に反対していて愛国者だと名乗り問題を起こしていた。
犯行現場に忍び込んだ少女ハナンをリーネが発見。後を追うとリーネの亡き母が働いていた難民保護施設にたどり着く。当時から一緒に働いていたリーネの母の親友スサンヌが施設にいた。ハナンはライラという少女にヘアバンドを貸していると、ライラの荷物をあさっていた。
リーネから連絡を受けたヴィスティングが捜査にやってくる。くいに刺さった生首はライラらしい。ライラの手帳には生首の絵が描かれていた。そこにはナットマンネンという文字が消された跡が見つかった。ハナンはライラは年上の人と付き合っていて高価なアクセサリーを持っていたと言った。
リーネは事件の取材を辞め恋人のトミーとラルヴィクに引っ越ししてきていた。ここで子供を持とうと市の広報ビデオの仕事を受けようとするが、延期になってしまう。そんな時、ライラの事件に関わってしまい、難民申請中の子供の失踪を取材したいと思うようになる。
ライラはスサンヌの元夫のイェンスのカウンセラーを受けていた。イェンスに事情を聴こうと家を訪ねると家は空っぽで郵便受けで小児性愛者と書かれた紙が見つかった。職場に電話したら3日も顔を出してないと言う。
FBIのマギーがやってくる。マギーによると移民の少年少女の生首事件が他にもあると言う。中東から人やドラッグを密輸する事で巨額の利益を手に入れているグループがいて、そのお金が反米テロリスト集団に流れているらしいとマギーは言う。
ハンメルの妻は養子が欲しいと思っていて、ハンメルはまだ早いと思っていた。
そんな折、湖でイェンスの遺体が見つかる。
◆6話 ナットマンネン あらすじ
スサンヌはイェンスには小児性愛のような趣味はなかったと言う。イェンスは至近距離から撃たれており、まるで処刑のようだった。何故女の子は首を切られイェンスは射殺なのかとベロニカは言う。ライラの手帳にはナットマンネンと書かれていた。ナットマンネンとは街の汚れ仕事をしていた人たちの事だった。
カートバレンがライラの発見者で車いすの男に借りがあるから助けろと言う。だが、彼はカートバレンの話を断った。
リーネは施設の子サミーと話す事にした。やったのはカーレットを連れて行った人と同じ奴らだとサミーは言う。カーレットは強制送還された子だった。リーネはスサンヌに施設の子を取材させて欲しいと頼む。
イェンスの家にライラが来た形跡はなく、小児性愛者と書いた紙についていた指紋はサミーのものだった。サミーは後をつけてイェンスとライラが付き合ってるのを知っていた。サミーはライラが好きで後をつけた事があるという。イェンスはライラを洗脳していたとサミーは思っていた。後をつけていた時、イェンスはどこかの古い家にも行ったとサミーが言った。調べてみるとイェンスの叔母の家だった。その家に行くと血痕があった。そこにはライラの首から下の遺体があった。足跡は2種類。家は荒らされていた。犯人は何かを探していた。
ハンメルの妻はいじめられていて見ていられなかったと言って、養子に迎えられるかもしれない少女を連れ去ってしまう。ハンメルはそんな事をしたら養子の件がだめになると話し、すぐに行くと妻を探す。妻は少女を元の場所へ送っていた。
リーネは弟トーマスに電話して、サミーを覚えているか訊ねる。トーマスはサミーの話の他にスサンヌとヴィスティングが浮気していたんじゃないか、そのせいでママはタンザニアに行ったんじゃないかと話す。
ハンメルが防犯カメラに映ったライラを見つけた。ライラは誰かを待ってた。ライラは荷物をホームレスに盗まれていた。ホームレスは中身を漁った後、ゴミ箱にまるごと捨てていた。ヴィスティング達はライラの荷物を見つけて調べてみると二重底になっていて、ドラッグが隠されていた。
***
悪がうごめく町#1~#4の事件は最初の爆発が印象に残ったなと思ったら、#5からの2つ目の事件の始まりは少女の生首。どちらもつかみはOKという感じ。
前回の事件の犯人はサイコパス。今回の事件は犯罪は猟奇的だが、背景に見え隠れするのは組織的犯罪、ドラッグ、お金といったもの。そこにそれぞれの恋愛や家庭の事情が絡んでくる。
トールンの遺品を届けに行けないヴィスティングが切なかった。前回から登場のベロニカはすっかり馴染んでいてベンジャミンとのコンビは安心して観ていられる。ハンメルがおじ可愛い。くちゃい犬とコンビニなってるのは笑う。
リーネとトミーのあのシーンは必要なかった気がする。普通に仲がいい感じで十分通じるのにな。
後2話で話はどう転がるか楽しみ。
![Wisting, Seasons 2 & 3 [Region Free]](https://m.media-amazon.com/images/I/51bjFmu6J4L._SL300_.jpg)